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サン・ルイス()は、アルゼンチンのサンルイス州にある都市で、同州の州都である。 パンパス高原上の標高730m、シエラス・グランデス山地のふもとに位置し、南をチョリヨス川が流れる。新古典主義建築の大聖堂、ドラ・オチョア・デ・マスラモン州立博物館などの博物館、植民地建築などが見どころとして挙げられる。独立戦争を記念した歴史的建造物も多く、独立広場にはアルゼンチンのみならずチリ、ペルーの解放者でもあるホセ・デ・サン・マルティン将軍の騎馬像が建ち、独立広場のすぐ北にあるプリングレス広場はサン・マルティンの腹心でサン・ルイス州知事も務めたフアン・パスクアル・プリングレスにちなみ名づけられた。 近くのポトレーロ・デ・ロス・フネス湖などでは釣りが人気で、街から122kmのところにはシエラ・デ・ラス・キハーダス国立公園がある。 国道7号線がメンドサ(西へ255km)やブエノスアイレス(東へ791km)との間を通っている。ダウンタウンから北へ3kmほどのところにあるサン・ルイス空港にはブエノスアイレス便が就航している。 == 歴史 == 1594年8月25日にルイス・フフレ・デ・ロアイサ・イ・メネセスが建設した。後に廃村となったが、1632年にマルティン・ガルシーア・オーニェス・デ・ロヨラがサン・ルイス・デ・ロヨラ・ヌエバ・メディーナ・デ・リオ・セコ (San Luis de Loyola Nueva Medina de Río Seco) と改称し再興した。19世紀末には7000人が暮らし、1882年にはここからチリまでアルゼンチン大西部鉄道が開通した。知事行政庁舎はフランスのルネサンス様式で、1911年に完成した。人口が4万人を超えた1960年以降、軽工業の成長と退職者の移住で急速に発展し、2001年の国勢調査では15万3322人を数えるに至った。 シエラス・グランデス山地にあるためプンタ・デ・ロス・ベナードス (Punta de los Venados) との異名を持ち、市民はプンターノス (puntanos) と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サン・ルイス (アルゼンチン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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